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名古屋市の保育園「点数」のしくみ【利用調整】共働きフルタイムは何ランク?加点・減点の代表例
「うちは何点だから入れるの?」——名古屋市は実は点数の合計で競う方式ではなく、A〜Iの「ランク」でまず区分し、同じランクの中を「調整指数」(加点・減点)で順位づけする方式です。この記事では、名古屋市が公表している利用調整基準表に沿って、共働き世帯が押さえるべきポイントだけをやさしく整理します。
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① 入園の優先順位は ランク(A〜I)→ 同ランク内は調整指数の高い順 で決まる
② 共働きフルタイム(週40時間以上×2人)はAランク。父母でランクが違うときは低い方が世帯ランク
③ 「何点で入れるか」の目安は、名古屋市公表のボーダー表(園×年齢クラス別の決定者最下ランク・指数)で確認できる
① 入園の優先順位は ランク(A〜I)→ 同ランク内は調整指数の高い順 で決まる
② 共働きフルタイム(週40時間以上×2人)はAランク。父母でランクが違うときは低い方が世帯ランク
③ 「何点で入れるか」の目安は、名古屋市公表のボーダー表(園×年齢クラス別の決定者最下ランク・指数)で確認できる
しくみの全体像:ランク+調整指数の2段階
- ランク(A〜I):保育が必要な事由(就労・病気・介護など)の程度でA〜Hに区分。Aが最優先。育休延長を許容する選択をした場合はIランク
- 調整指数:同じランクの中で、世帯の状況(きょうだい・育休復職・祖父母など)により加点・減点して順位づけ
- 同ランク・同指数で並んだら、きょうだい同一施設 → 希望順位 → 事由間の優先順位 → 世帯所得が低い順、で決定
就労のランク早見表(共働きはここを見る)
| 勤務時間(1日4時間以上かつ週4日以上) | ランク |
|---|---|
| 週40時間以上勤務(フルタイム) | A |
| 週30時間以上勤務 | B |
| 週24時間以上勤務 | C |
| 週16時間以上勤務 | D |
| 上記に該当しないが月64時間以上働いている | F |
| 産前産後(出産前後各8週間) | H |
| 求職中 | H |
※勤務時間は残業を含まず、休憩時間(上限1日1時間)を含んだ所定の時間。時短勤務中の方は時短がない場合の勤務時間で判断されます(時短で不利にならない)。内職・自営業専従者等は就労実態のランクから1ランクダウン、就労予定も1ランクダウン。出典:名古屋市 利用調整基準表(後掲)
- 父母でランクが違う場合は低い方が世帯ランク。例:父が週40時間(A)・母が週24時間(C)なら世帯はCランク
- 申込書で「入所できない場合は育休延長も許容できる」を選ぶとIランク(最下位)になる。ただしIランクでも空きがあれば利用決定される
ランクアップ(優遇)される世帯
| 該当する状況 | 優遇 |
|---|---|
| ひとり親世帯等 | 3ランクアップ |
| 既にきょうだいが利用している施設への申込 | 1ランクアップ |
| 乳児専門保育所・小規模保育事業所・家庭的保育事業所等の卒園児 | 1ランクアップ |
| 生計主宰者の失業 | 1ランクアップ |
| こども園利用中の子が1号→2号認定に変わり同じ園を継続希望 | 1ランクアップ |
※複数該当しても3ランクアップが上限。既に利用中のきょうだいが障害児認定を受けている場合、きょうだい項目は2ランクアップ。Aランクに達した場合などは1ランクアップ=2点として調整指数に読み替え。
調整指数(加点・減点)の代表例
| 状況 | 指数 |
|---|---|
| 既にきょうだいが利用している施設と同一の施設に申込 | +5 |
| 小規模保育事業所・乳児専門保育所・家庭的保育事業所等の卒園児 | +5 |
| きょうだいが同一の施設に(同時に)利用申込 | +4 |
| 育児休業からの復職 | +3 |
| 申込児を認可外保育施設等に有償で預けている(証明資料あり・育休復職加点との併用不可) | +3 |
| ひとり親世帯等で65歳未満の同居親族がいない | +3 |
| 申込児が多胎児(双子・三つ子等) | +2 |
| 名古屋市内の認可保育所等に勤務する保育士等 | +2 |
| 単身赴任 | +2 |
| 第1希望の施設(第2希望は+1) | +2 |
| 18歳までの子が3人以上いる世帯の第3子以降 | +1 |
| 同一区内(支所管内)に保育可能な65歳未満の祖父母あり | −1 |
| 申込児以外に利用申込しない未就学児がいる | −1 |
| 保育可能な65歳未満の祖父母と同居 | −2 |
※抜粋です。各項目には適用条件(証明資料の要否・他項目との併用可否など)があります。全項目・正確な条件は必ず名古屋市公式の利用調整基準表でご確認ください。
例:育休明け共働きフルタイム世帯はこうなる
- 父母とも週40時間以上勤務 → 世帯Aランク
- 育児休業からの復職 → +3
- 第1希望の園 → +2(第2希望なら+1)
- 近所に保育可能な65歳未満の祖父母が同居 → −2(同一区内に住んでいるだけなら−1)
つまり育休明けフルタイム世帯の多くは「Aランク・指数5前後」に集中します。差がつくのは指数と希望順位の書き方。だからこそ、希望園ごとの空き(募集人数)と例年のボーダーを見て、現実的な希望順位を組むのが最重要です。
同点で並んだら?(優先順位のルール)
- きょうだいと同一施設への利用が見込める場合
- 当該施設の希望順位が高い場合
- 保育の必要な事由間の優先順位(災害復旧 → 病気・けが、障害 → 就労 → 親族の介護 → …の順)
- 世帯の所得が低い場合
「何点で入れたか」はボーダー表で確認できる
- 名古屋市は「利用調整のボーダー表」(園×年齢クラスごとの決定者の最下ランク・指数)を公表しています → 令和8年4月1次申込分のボーダー表(ここなご)
- ボーダーは受入れ人数や申込み状況により毎年変動します。「去年入れたから今年も」とは限らない点に注意
- 公式サイト「ここなご」には自分のランク・指数を試算できる利用調整基準シミュレーションもあります
点数を踏まえた申込戦略3か条
- ① 希望園の募集人数を先に見る:どれだけ指数が高くても募集0の園には入れません。地図で年齢クラス別の空き状況を確認
- ② ボーダーと自分の指数を見比べて希望順位を組む:全滅リスクを下げるには、人気園だけでなく現実的な園を後半に
- ③ 見学は夏までに済ませる:希望順位を根拠を持って書くため。見学チェックリストを活用
出典:名古屋市 教育・保育情報サイト「ここなご」:利用調整(利用調整基準表・ボーダー表)/名古屋市公式 保育所等の利用申込み。本記事は公表資料の抜粋・要約です。ランク・指数の適用条件は年度により変更される場合があるため、申込時は必ず当年度の公式資料をご確認ください(最終更新: 2026-07-30)。